信用金庫勤務Aさんとの出会い～気がすすまない合コン

中学の同級生から合コンのお誘い!

地元の信用金庫に勤務するAさんとは、中学校の同級生が主催する合コンで知り合いました。

同窓会での再会をきっかけに合コンに誘われたのですが、もともとそこまで仲がいいわけではなかったので、正直その合コンへの参加は気が重いものでした。しかし、合コンに誘われたらとりあえず参加！が私のモットーだったので、あまり期待せずに参加してみることにしたのです。

結果的に良い出会いがあったので、今思えば、参加してみてよかったです。

合コンでの印象は薄かった

Aさんは中学校の同級生の、以前のアルバイト仲間だということで紹介されました。第一印象は、正直よくも悪くもなかったです。

「見た目はかっこよくはないけど、嫌いではないな」「信用金庫勤務だから、お金持ちというわけではないけれど、安定はしているかな」と思いながらAさんの自己紹介を聞いていたのを覚えています。

合コンの最中は特にAさんと意気投合したわけでもなく、当たり障りのない会話を交わしているうちにお開きとなりました。合コン自体は無難に終わり、こちらから気に入った人がいなければ、私のことを気に入っている人がいる気配もなかったので、特にいい出会いはなかったかなと思い、少し残念に思いながら帰宅しました。

デートを重ねましたが…

合コンの翌日、Aさんからメールがきたときはびっくりしました。私の連絡先は幹事から聞いてくれていたそうです。
少しメールのやりとりをした後、2人で飲みに行こうと誘われました。Aさんには悪い印象はなかったので、とりあえず2人で会ってみることにしました。

数日後、Aさんが予約してくれた少しおしゃれな居酒屋で、ビールを片手にお互いの話をしました。仕事の話、恋愛の話などを通して、Aさんは真面目で優しくていい人だということがよくわかりました。
その後も何度か食事に誘われたため、2回目、3回目とデートを重ねていきました。会っている中で、「付き合いませんか？」という話はされましたが、少し濁してあいまいな返事をしてしまいました。理由は、Aさんはいい人だし、誘われれば会いたいとは思うけれど、好きなタイプというわけではないし…といったように付き合いたいと思う決め手がなかったのです。

付き合いたいと思った決め手

しかし、4回目のデートでようやく付き合うことになりました。

決め手となったのは、Aさんからの「結婚を前提に付き合ってください。ふたりで共働きで頑張って、世帯年収1000万円を目指しましょう」という言葉でした。私は当時学生でしたが、既に内定をいただいており、結婚しても仕事を続けたいと思っていたのです。もしもAさんと結婚したなら、お互い共働きで支えあって、夫婦としていい関係を築けるのではないかとイメージしやすくなったことが一番の決め手でした。

その後数年お付き合いをし、結婚にはいたりませんでしたが、お互いを高め合うことができたので、付き合ってよかったなと思います。