2024.03.08 更新
再婚はいつがベスト?年齢別ガイドや再婚の平均年齢も徹底解説
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再婚を考えている人のなかには「いつ再婚するのがベストなのか」がわからない人も多いのではないでしょうか。本記事では、男女別の再婚平均年齢から、年代別の再婚のメリットとデメリットを掘り下げます。さらに、離婚後の時間経過が再婚に与える影響や、再婚における年齢の制限が本当にあるのかどうかについても詳しく解説していきます。
目次
【男女別】再婚の平均年齢
まずは、気になる再婚の平均年齢について男女別にまとめていきます。ちなみに男女の初婚年齢は、夫の平均年齢が31歳、妻の平均年齢が29.5歳となっています。
男性の場合
2021年の人口動態調査によると、男性の再婚の平均年齢は44.2歳となっています。1975年には、男性が再婚で女性が初婚の場合は、平均婚姻年齢が36.1歳、男性も女性も再婚の場合は、平均婚姻年齢が40.4歳となっているため、この46年ほどで平均年齢が5歳以上も上がっていることがわかります。
一方の女性はどうでしょうか。
女性の場合
同じく2021年の人口動態調査によると、女性の再婚の平均年齢は41.2歳となっています。1975年と比べてみると、女性が再婚で男性が初婚の場合は、平均婚姻年齢が30歳、女性も男性も再婚の場合は、平均婚姻年齢が36.2歳となっているため、女性も男性と同じく再婚する平均年齢が5歳以上も上がっていることがわかります。
現在は、男女共に再婚する平均年齢が40代前半。子育てや仕事が落ち着いてきて、また誰かと新しい生活を送りたいと考えている人が多いのかもしれません。
年齢・年代別の再婚のメリット・デメリット
続いて、年齢・年代別の再婚のメリットとデメリットを見ていきましょう。20代から50代以上までの4つ年代に分けて解説していきます。20代で再婚するメリット・デメリット
20代は、男女共に2021年の平均初婚年齢にすら満たない年齢です。晩婚化が進む現代の日本においては結婚してない人が多い年代なので、出会いの数も豊富と言えるでしょう。妊娠・出産に関しても無理がなく、何かあってもやり直しが利くところがメリットと言えます。
その一方で、家族や友人に反対される可能性が高くなるというデメリットがあります。離婚歴のある相手と結婚をすることに対して抵抗を持っている親世代が多かったり、20代でまだ経済的な基盤ができていなかったりするので、まわりから反対意見を受ける可能性があります。
30代で再婚するメリット・デメリット
30代は結婚を考える人が多く、妊娠・出産も予定できるので、再婚後の人生設計を立てやすい世代と言えます。また、20代と同じく出会いの数が多いため、再婚相手も探しやすいでしょう。
一方で、連れ子再婚の場合に新しいパートナーとの間に次男・次女が生まれ、家族関係が複雑になりやすいというデメリットがあります。自分の感情よりも、連れ子と再婚相手との相性を優先しなければいけない場合も多いです。
40代で再婚するメリット・デメリット
40代は再婚する人が最も多いため、再婚もしやすい世代と言えるでしょう。また40代となると、諦めずに妊娠・出産を考える人と、子どものことは視野に入れずに人生設計を考えていく人の2パターンに分かれる場合が多いです。子どもを想定しない場合、新しい家族を作っていく責任感から解放されているので、パートナー選びがしやすくなります。
その一方で、世帯を持って落ち着いている人が多い世代なので、20代や30代よりも出会いの数は少ないと言えるでしょう。
50代以上で再婚するメリット・デメリット
50代以上で再婚する場合、子どもがすでに自立している年齢であることも多いので、子どもと新しいパートナーとの関係性をあまり考慮しなくてよくなります。むしろ親の苦労を知っていることから、再婚を応援してくれる可能性もあるでしょう。また50代は、健康面や金銭面で不安を感じる年代でもあるので、再婚することでその不安を解消できます。
デメリットとしては、50代は人生の価値観や確立してきたライフスタイルがある人が多いため、共同生活を始めたときにストレスが溜まりやすい、という点が挙げられます。
再婚年齢のアドバイス
最後に、再婚する年齢についてのアドバイスをまとめていきます。
再婚年齢のベストタイミングは?
再婚するのは、離婚してからどのくらい経ったタイミングがよいのでしょうか。まずは、離婚後すぐの再婚の場合から見ていきましょう。
離婚後すぐ
離婚は人生をリスタートするよいタイミングなので、婚活自体を離婚後すぐ始めても問題ないでしょう。2019年の人口動態調査でも、離婚後1年未満で再婚した人の割合は比較的高くなっています。
離婚した直後は、これからのリスタートに希望を持っていたり、周りが心配してくれたりと、新しい出会いが増えることもあります。ただ正式に離婚届を提出するまでは、再婚のための活動は控えるよう注意しましょう。
離婚して1~3年
離婚して1~3年の時期は、自分一人の時間をある程度楽しんだあと、また新しい誰かと一緒に新しい生活をスタートさせたいという決意がわいてくる人が多いです。2019年の人口動態調査でも、離婚後1年未満の次に割合が高い年数と言えます。
また子どもがいる場合、養育費や生活面、子どもの将来を考えたときに、子どもが小さく物心がつく前に再婚したいと考える人もいます。子育ても生活面も安定しやすく、子どもが小さいために再婚相手と子どもの関係も築きやすいです。
逆に子どもがいない人は、子どもが欲しいと思ってこの時期の婚活を考える人もいます。
離婚して5年以上
離婚してから5年以上の再婚は、子どもが独立して自分自身の自由度が上がったタイミングと考えられます。実際に2019年の人口動態調査でも、離婚してから10年以上経ってから再婚する割合が25%弱と最も多くなっています。
子育てが終わり、自分のセカンドライフを新しいパートナーと過ごしたいと考えるのは自然なことなのかもしれません。
再婚する年齢に制限はない
離婚率が年々上昇している現代では、再婚をする人も同時に増えているため、再婚する年齢にリミットはないと考えてよいでしょう。厚生労働省のデータによると、昭和25年から昭和42年までの離婚件数は69,000組から84,000組で推移していましたが、平成14年には29,0000組に達し、離婚が珍しくなくなってきました。
20代で再婚する人もいれば、妊娠や出産を考慮しなければ、40代~60代での再婚も可能です。子どもが自立していれば、再婚のハードルはさらに下がります。これらの事実から、再婚は年齢を問わずに可能であることがわかります。
再婚の年齢についてまとめ
本記事では、男女別の再婚平均年齢から始まり、年齢・年代別の再婚のメリット・デメリット、そして再婚年齢に関するアドバイスまで、幅広く解説してきました。再婚は、年齢や社会的な規範を超えた、二人の幸せを追求する旅です。再婚の平均年齢や年代別のメリット・デメリットを理解し、自分にとって最適なタイミングで再婚を考えることが、より充実した再婚生活への第一歩となります。再婚を考えるすべての人が、自分らしい幸せを見つけられることを願っています。再婚の年齢についての関連記事
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