ビビビッ！は本当にあるのか？

何回も参加してるのに

何回も婚活パーティに参加していたのですが、フリータイムに自分のところへ来てくださる男性はいませんでした。「私そんなにダメな女か…？でも諦めず自分を変えず素のままでいよう！」と、いつも参加する度に思っていました。

結婚する相手＝運命の相手だと考えていたので、その人が見つかるまでは諦めないように頑張るつもりでいました。でも、もし既に私は運命の男性に出会っていて、そのチャンスを見逃していたなら、このまま自分は1人で生きていこうという覚悟も決めていました。
”人の縁”は不思議なものだとよく言われていますよね。今回の婚活パーティーでは、その”人の縁”、運命の人が現れるはず！と信じて参加してみようと強く思いました。

年収や人柄を結婚相手の条件にしていても運命の相手は決まっているのだから、条件にあまりこだわらず、ありのままの自分を出して婚活パーティーに臨みました。

運命の婚活パーティー

いつも参加している婚活パーティーは、同じ会場で参加者もたくさんいたので話がまともにできませんでした。また、参加する顔ぶれも同じで顔なじみの人もたくさんいたので、今回はいつもとは違う会場のパーティーに参加しました。

会場までの道を迷って遅刻しないように、早めに駅に着き会場チェックをしました。
すると、スタッフから携帯に連絡が。なんと、今回のパーティーは参加者が集まらなかったため、無料でキャンセルを承るという内容でした。
しかし私はもう会場の近くまで来ていたので、参加することにしました。人数に関係なく、来てくれる男性とは会ってみたいと思ったからです。

人数にびっくりするばかり

会場に着いてびっくりしました。なんと男性は2人しかいなかったのです！
しばらく待っても男性参加者は増えることもなく2人のまま。それに対して女性は7~8人で、人数の少なさからパーティーと言うよりは婚活の練習をしている気分でした。

人数が集まらないにも程がある。人数が少ないのは事前にわかるはずだから前日に連絡してほしかったなどと、スタッフに不平不満だらけの状態で婚活パーティーは始まりました。私は気を取り直して、無駄なことなんてないのだから、このパーティーを楽しもうと前向きに思うことにしました。

それなりに婚活パーティーには参加してきたので、プロフィールの書き方や男性のどこに注目すればいいかなどはわかっていました。重要なのはプロフィールではなく、男性自身であること。練習するつもりで、今までの反省点を振り返っていました。

出会いはいつあるかわからない

遠く離れたところでプロフィールを書いている男性が、私の若いころのアルバイトの同僚に似ている人だったので、同じ人だったら気まずいなと思っていました。トークタイムのときにその人が私のところにやってきて違うとわかったのですが、それが安心につながって、その人とは緊張することなくお話ができました。ただ盛り上がるという感じではなく、むしろ隣の女性とのほうがお笑いの話で盛り上がっていました。

そのときは特にその男性が好きとか特別な感情はなかったのですが、友達とみんなで食事をしたら楽しそうだなと思ってメッセージを書きました。するとその男性からもメッセージを頂き、2人で食事に行きたいと誘われました。

そして運命の人が現れた

それから何度か会ううちに、この人は私のことを大切にしてくれるはずだと思うようになりました。彼も私のことを想ってくれていて、私たちはめでたく結婚することになりました。今は当時よりも相手の良さがわかり、とても幸せです。

ビビビッとくるような衝撃的な出会いではありませんでしたが、彼が運命の人だと思っています。
もしあのときキャンセルしていたら彼とは出会えなかったので、どんな機会でも無駄にせずに積極的に活動していれば報われるのだなと思った婚活パーティーでした。