私のことを「大切な存在」と言う彼

職場での彼との出会い

ショールームの受付で働いていた私はお客様や取引先様の営業さんへの取り次ぎも行っておりました。
彼との出会いは私の職場であるショールームの受付。彼も取引先様の一人でした。

いつも通りに担当の方へ取り次ぎをしていましたが、何回か来るうちに少しずつお話をしたり、お土産をくれるようになりました。

いつの間にか仲良くなっていた彼

彼はショールームに来るだけではなく、電話もかけてきました。
もちろん私に用事があってかけてきているわけではなかったのですが、私が電話に出ると他愛もない会話をしてから取り次ぎをしていました。
ショールームに来た時にお話ししたり、電話で話すうちに気が付いたらいつの間にか仲良くなっていて連絡先の交換もしていました。

プレゼント攻撃?!

仲良しになって、食事にも行くこともありました。彼は少し遠方の方だったので、出張で来るときにタイミングが会った時にだけでしたが。
別にお付き合いをしているわけではないのに、彼はお誕生日やホワイトデー、クリスマスとちょくちょくプレゼントをくれました。しかもブランド品！

お付き合いもしていない男性から高価なプレゼントを頂くなんて気が引けますし、下心があるんじゃないかとかいつも考えていました。
でも断るのもなぁ...と思い、笑顔でいただいちゃっていました(笑)

いつ告白されるのかとドキドキ

そんなプレゼント攻撃があったので、いつか告白されるんじゃないかとドキドキしていました。私は婚活もしていたので、もし彼に告白されたらどうしよう…と一応考えていました。
食事に連れて行ってくれて、プレゼントをくれる“素敵な人”ではあるけれど、いまいち自分に好きという気持ちがあるのかは分からない、けど結婚したら絶対にいい旦那さんだろうなとは感じていたからです。

自分の気持ちはわからないままでしたが、彼が私と食事やお話をしている時に嬉しそうな顔をしてくれるので、それにつられて私も嬉しくなり、お誘いは受けていました。
しかし、告白はいつもありませんでした…。

彼の気持ちはわからないまま。

彼からお誘いを受けるといつもドキドキしながら行っていました。
そして、彼は私に「○○ちゃんはとっても大切な存在だな。大事にしたいと思う。」とは何回か言ってくれていました。

ただ私にはそれがどういう意味なのかよくわからず返事に困り、いつも「ありがとう」と流していました。
「好き」とか「お付き合いしてください」などの分かりやすい言葉でなかったので、彼がどういう事を望んでいたのか分からないまま、今に至っています。

もしかしたら、お付き合いしたいという感情はなく、本当に私を大切な存在だとだけ思っていたのかもしれないですし、もしくはお付き合いしたいと実は思っていてくれているのかもしれません。
どちらも嬉しいことではありますが、男性からの言葉は分かりやすい言葉が欲しいなと感じた出会いでした。