個性的な漫画家さんとの合コン

合コンで出会った自称「ヒモおとこ」

友人の企画した合コンに誘われて出かけた時に知り合った年下の漫画家さん。隣の席だったので結構話ができて楽しかったのですが、本人曰く、年上の女性が好きで自分はヒモおとこなのだと言っていました。

現在付き合っている女性も二回り年上の女性だそう。その方は人数が足りず友達に無理やり誘われて参加したようでした。合コンなら彼女持ちも参加するよな～と思いつつ、なかなか個性的な彼はみんなの人気者で、参加していた男性にも気に入られていた様子。ルックスがよく誰とでも会話ができるので話しやすかったのでしょうね。

2人だけの二次会

合コンも終盤になり、二次会に行こうということになりました。

私はこの漫画家さんに2人で飲もうよと誘われ、私の経営するワインバルへと移動することにしました。その日は営業をしていないので、ゆっくり2人で飲んでいました。知り合いにはいないタイプで、漫画家という職業にもとても興味があったのでものすごく話も弾み、当然アルコールのピッチも上がっていくわけで、帰る頃には2人ともかなり酔っぱらっていました。

その日の合コンでは、個性的な漫画家さんとの楽しい出会いがあって満足でした。

後日わかったハプニング！

翌日、楽しかったというお礼とお店の営業もかねて漫画家さんへ電話をかけてみることにしました。

すると彼はいま病院にいて電話が出られないとのこと。詳しく内容を聞いてみると、「アレルギー体質でじんましんが出た」ということだったようです。もしかしてお店で出したお酒が原因!?と焦りましたが、すごく優しい対応をしていただき、一安心しました。最初からアレルギー体質を確認しなかった自分を反省しつつ、紳士的な態度にすごく感謝した覚えがあります。

さらにその後のハプニング

数日後、ひょっこり彼が私のお店へやってきました。先日のジンマシン騒動の件を謝罪し、今日はご馳走するからとシャンパンやワインを2人でかなり開けてしまいました。

なんだか一緒にいると話が盛り上がり、どうしてもお酒の量も増えてしまうようです。この日は彼は自転車で来ていたようで、ふらふらしながら帰っていきました。とても心配だったので、自転車を置いてタクシーか歩きで帰るように勧めたのですが、全く聞く耳をもちませんでした。

そして翌日、電話をかけてみると「自転車で転んで骨折しちゃった」と言います。しかも右手ですから、お仕事もお休みしなくてはいけない。こうして彼は2か月間お仕事を休んでしまったようです。

その後、何度も会ってはおりますが、あのハプニングのおかげで今ではいい友達になれました。