合コンに来た営業マン

既婚者が合コンに参加！？

私は毎週のように合コンに参加していた時期がありました。
よく幹事をやっていた友人が数人いて、その子たちにいつも誘ってもらっていた形です。

その中でも、印象に残っている合コン。
男性メンバーは、自営業者や老舗料理屋の御曹司など…いわゆる高所得の方たち。
ですがその中に既婚者のサラリーマンも混じっていました。合コンに既婚者が参加するなんて、婚活中で真剣に結婚相手や彼氏を探している女性からしたら面白くないですよね。

見習うべき営業マンの合コンテクニック

どうやら話を聞いてみるとその男性、外資系生命保険会社の営業マンだとか。
女性目当てで合コンに参加したのではなく、高所得の男性と繋がりを持って保険の契約をしてもらう事が目的のようでした。

その営業マンは私たち女性陣には目もくれず、高所得の男性たちに気に入られようと必死なのがみえみえ。巧みなトークで場の雰囲気を盛上げたり、グラスが空かないように気を遣っていたり、男性陣と連絡先を自然に交換して次の約束を取り付けたり…。女性が真似すべき合コンテクニックが盛りだくさん！

実力主義の外資系営業マンだけあって必死さが私たちとは違いました(笑)
こんな合コンの目的もあるんだと私はあっけにとられてしまいました。

合コンは社会勉強なのかも

当時は婚活のために必死に合コンに参加していましたが、今ではそれも良い経験だったなと思っています。
それは、職場と家を往復しているだけでは接することがないような自分とは違う業界や職業の方と出会い、楽しい時間を過ごすことができたからです。
たくさんの方と会話をして、こういうお仕事している人がいるんだとか、こういう生き方をしている人もいるんだと、社会勉強をさせていただいている感覚もありました。

そして実は、縁あって私はその営業マンと同じ会社で事務職として現在勤務させていただいています。
人とのご縁はどこにあって、どう繋がるかというのは分かりませんね(笑)

楽しい時間が過ごせれば良い

結局のところ、合コンはこの営業マンのように結婚相手や彼氏を探すんだと必死に気合を入れて参加するよりも、『楽しくお酒が飲めたら良いな』と気楽な気持ちで参加したときのほうが、楽しい時間を過ごせて良い出会いに繋がったことが多かったように思います。