本気の婚活…紆余曲折あっても一生懸命生きています！

はじめての婚活！

年齢的に…そろそろ良きパートナーを得たい！と真剣に悩み、お見合いパーティーに参加することにしました。
わたしの頭の中で思い描いていた図…友人たちのようにステキなダンナさまとかわいい子どもに恵まれて、楽しい人生を送っている未来。それを実現するべく、引っ込み思案なわたしは…いざ勇気を振り絞りお見合いパーティーに参加です！

会場では、男性が座る側の席と女性が座る側の席がそれぞれ分かれていました。受付で自分の番号札を渡されるので、その番号の席に着席して、受付で渡されたプロフィールカードを記入しながら時間がくるのを待ちます。

しばらくすると司会進行係が登場し、真正面に座った男性と会話をするように促されます。
自己紹介、雑談…などなど好きなように会話をして良いとのこと。初対面の男性と会話…と言われても、何を話せば良いのか分かりませんでしたが、事前に書いたプロフィールカードをお互いに交換し、まずはひとまず内容を読んでみました。

そこに書かれている内容で興味がわいたことがあれば、すかさず相手に質問。特に興味がわかない内容しか書かれていなければ内容を否定しないように「へー！こんなご趣味があるんですね！」など共感の姿勢をアピールしていきました。

婚活すれば、幸せになれると夢を持ち…

男性らしい趣味を持った方との会話ができ、「すごいですね～！」と連発。わたしの方から話しかけることが多く、わたしばっかり頑張っている感じがしていました。

向かい側に座っているその男性は…ただただ、わたしの顔をまじまじと見ているだけで質問をすれば答えてくれるも、新たに会話を振ることはありません。

何で？どうして？婚活しに来ているのに、なぜ会話をしない？と疑問がフツフツとわいてきましたが、もしかしたら…本音はシャイな人なのかな？シャイな人…嫌いじゃないな～！そんなふうに、ポジティブに考えていました。

参加している男性すべてとローテーション式に会話が終わり、最後に気になった人の番号を書き、マッチングがされます。
わたしは、あの、まじまじと顔を見つめられた男性の番号を記入。
複数名の番号を記入できるようになっていたものの…何となくわたしはたった1人だけの番号を記入しました。

理由は…他の男性よりも空気感が合っていて、ただ顔をじっと見つめられても不愉快な思いもしなかったし、何だかもっとじっくりとお話ししたいという気持ちでいっぱいになっていました。

そしていざ、マッチングの時間。
カップリングされるかな？どうかな？
男性○番、女性○番…と数名の読み上げが終わり、その後にわたしが気になっていた男性の番号とわたしの番号が読み上げられました。

え？やった～！マッチングされたんだ、わたし。
うれしさと照れくささが入り混じり、幸せな未来が一瞬、見えた気がしました。

良い人との出会い……だと思っていたら！

お見合いパーティーが終わると、まず最初に男性から退場し、マッチングされた男性は会場の外で相手の女性を待つ仕組みでした。

ちゃんと会えるよね？待っていてくれるよね？
何だかちょっと不安になっていましたが、待っていてくれている男性を見つけて安堵しました。

お互いにあいさつを交わし、連絡先を交換して、後日のデートとなると思っていたら、この後にカラオケのお誘い。
終電までに帰れるならとお誘いを受け、2人でカラオケボックスへ行きました。2時間くらいカラオケで歌いまくり、そのまま解散かと思いきや、ゲームセンターで小一時間ゲームをし…そろそろ電車に乗らないとなくなってしまう！と伝え、帰ろうとしましたが…

その男性に引き留められました。

なぜ？終電までのお約束なのに！と思っていたら、
「今日ここまで車できているんだ。送って行ってあげるよ。」と言われました。

初対面の男性の車に2人きりで乗るのは、いかがなものか…と思う反面、これから恋人に発展して良いお付き合いができそうな人だったので、未来を見据えて車に乗車しました。初デートで車で送ってくれるだなんて、なんて優しい男性なんだ！と、ことごとくポジティブに考えていました。

ところが、車に乗ると男性から思いもよらない言葉が！
男性「彼氏はいるの？」→わたし「え？いたらこういうパーティーには参加しませんよ～。」
男性「そう…だよね…。」
わたし「逆に、彼女はいるんですか？」→男性「う…ん…いちおう、いる。」

悲しき婚活の現状を味わう

彼女がいるのに、なんでお見合いパーティーに参加したの!?と思い、詳しく聞き取り開始です。

聞いてみると、男性には遠距離恋愛の彼女がいて、その女性は既婚者…よって不倫関係。彼女は、高額収入のダンナさまの仕事の関係で転勤について行ったのだそう。夫婦関係は良くなく、離婚を考えている彼女。離婚して、わたしのお見合い相手と再婚したいのだそうです。

でも…わたしのお見合い相手はフリーランスで低収入、ダンナさまは高収入。生活のために、ダンナさまと離婚はできない模様でした。

わたしのお見合い相手も彼女と結婚して幸せにできる自信がないため、収入の良いダンナさまと離婚を望まないと言っていた。
お互い愛し合っているのに、結婚しないでお付き合いをずっと続けて行くのだそう。

そういう状況にありながら、なぜその男性はお見合いパーティーに参加して、わたしとマッチングしたのか？
その理由は…遠距離に彼女がいて、なおかつ既婚者で寂しいから…その寂しさ紛らわすための遊び相手がほしかったのだそう。

要するに、都合の良い女ってやつを求めていただけだけなんです！
わたしは純粋に婚活で将来のパートナーを探すために、お見合いパーティーに参加したことを切々と話しました。

お互いに目的が違うので、もうこれっきりです。
一瞬でも本気になったわたしの気持ちは踏みにじられ…はじめての婚活は寂しく終わっていきました。

幸せな結婚をするためには？

これは5年前にあった本当のできごとです。

現在38歳のわたしは今だに独身で、幸せな結婚を夢に見つつ、寒々しい現実をどう打破していけば良いのか…今だ模索状態です。

お見合いパーティーには真剣に婚活を望んでいる人、そういう出会いの場で別の目的を持っている人がいるからこそトラブルが起こってしまうのだと痛感しました。同じ目的を持った人たちだけが、婚活市場で活動できるようにならないものなのでしょうか…。

最近のわたしは、婚活＝出会い、の公式を変えてみました。
婚活＝幸せな結婚生活を送るための準備、と考え直したのです！

この新しい公式によると、幸せな結婚生活が送れなければ婚活ではないということになります。
つまりは、結婚相手を見つけることに重きを置かず、幸せな未来を送るためにキラキラした輝いた自分になる努力をすることが何よりも重要であると考えます。
そういうキラキラオーラに、必要としている男性が引き寄せられてくるのだと信じて止みません。

今わたしは、漢方薬を服薬したり、チアシードやキヌアを食したり、酵素ドリンクを飲んだり、黒ザクロのフェイスマスクを使ったりなどなど、まず第一に健康、次に美容とステキな女性になるべく投資して努力の真っ最中。

これこそまさに、本格的な婚活と言えるのではないでしょうか。
ステキな男性に出逢うための努力…それはお見合いパーティーに多数参加するのではなく、健康と美を日々作って行くこと。
これが、わたしにとっての婚活です！