2022.07.20 更新
40代独身女性の平均貯金額は?経済的に安定するための方法も解説
独身で40代を迎えた女性の多くは、仕事や健康、お金など将来のことを真剣に考えるようになります。特に、生きていくにはお金が必要だからこそ、お金の部分に不安を抱いていたり疑問を持っていたりする女性が多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、40代独身女性の平均貯金額やお金に関する価値観などについて解説していきます。経済的に安定するための方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
40代独身女性の平均貯金額は約799万円
総務省統計局の2019年全国家計構造調査では、年収や貯金などといったお金に関する項目を、年代や世帯構成別に調査しました。その調査結果によると、単身世帯の40代女性の平均貯金額(※)は799万7千円であることがわかりました。
年代 | 平均貯金額 |
---|---|
30歳未満 | 186万7千円 |
30代 | 407万9千円 |
40代 | 799万7千円 |
50代 | 1110万7千円 |
60代 | 1423万3千円 |
70代 | 1216万8千円 |
80代以上 | 1083万5千円 |
独身女性の平均貯金額は年代が上がるほど高くなっており、金額のピークは60代の1,423万3千円となっています。
※「単身世帯」のデータであるため、独身ではない単身世帯の女性のデータも含まれている可能性があります。また、調査では「金融資産残高」として集計されています。
40代独身女性は負債額が最も多い
総務省統計局の2019年全国家計構造調査では、平均負債額についても調査しています。その結果、単身世帯の40代独身女性は、ほかの年代と比較して最も負債額が多いことも判明(※)しました。
年代 | 平均負債額 |
---|---|
30歳未満 | 22万9千円 |
30代 | 153万円 |
40代 | 446万2千円 |
50代 | 260万6千円 |
60代 | 45万7千円 |
70代 | 38万8千円 |
80代以上 | 29万6千円 |
このような結果が出たのは、40代になると家や車をローンで購入する女性が多くなるからと考えられます。
また、年を追うごとにローンの返済も完了するため、50代以降になると負債額も減っているのではないでしょうか。ローンの返済が完了すれば、これまで返済に充てていた分を貯金に回せるようになり、結果的に貯金が増えるのかもしれません。
※「単身世帯」のデータであるため、独身ではない単身世帯の女性のデータも含まれている可能性があります。また、調査では「金融負債残高」として集計されています。
40代独身者の5人に1人は貯金額が100万円未満
先述したとおり、単身世帯の40代独身女性の平均貯金額は約799万円というデータがある一方で、2021年に金融広報中央委員会が実施した家計の金融行動に関する世論調査では、貯金などの金融資産を持つ単身世帯の40代のうち、20.8%は金融資産が100万円未満(※1)であることがわかりました。
貯金額 | 割合 |
---|---|
100万円未満 | 20.8% |
100~199万円 | 11.3% |
200~299万円 | 7.4% |
300~399万円 | 4.8% |
400~499万円 | 4.3% |
500~699万円 | 7.4% |
700~999万円 | 7.8% |
1,000~1,499万円 | 9.5% |
1,500~1,999万円 | 6.9% |
2,000~3,000万円 | 6.1% |
3,000万円以上 | 9.1% |
上記のとおり、貯金額が700万円以下の人の割合は56%と半数以上もいました。半数以上の人が平均額貯金額に達していないのは少し驚きますよね。
さらに、単身世帯の40代のうち、35.7%は金融資産を保有していないこともわかっています。
平均貯金額は約799万円となっていますが、貯金をしている人でも半数以上は平均貯金額に達しておらず、全体で見ると3割以上の人が貯金すらできていないのです。
実際に、同調査によると単身世帯の40代の貯金額中央値(※2)は、金融資産を保有していない人を除くと440万円、金融資産を保有していない人も含めると92万円でした。
1,000万円以上貯金している人も一定数いるため平均値が押し上げられているものの、40代全体で考えると、ほとんどの人が平均貯金額に達していないのです。
※1 「単身世帯の男女」のデータであるため、男性の数値も含まれる。また、独身ではない単身世帯の方のデータが含まれている可能性もあります。
※2 中央値とは、データにおいてちょうど中央にあたる数値を指しています。
貯金がないことで老後を心配する40代独身女性は多い
経済的な理由から、老後の心配をする40代独身女性は多く、金融広報中央委員会が2021年に実施した家計の金融行動に関する世論調査では、40代の88%が老後の生活について「多少心配である」もしくは「非常に心配である」と回答(※)しました。
特に、「非常に心配である」と回答した人の割合は、全体の59.9%にものぼります。この結果から、かなり多くの40代が老後に不安を抱えている様子がうかがえますよね。
老後の生活を心配する理由については、79.8%もの人が「十分な金融資産がないから」と回答しています。ほかにも、以下のように老後に向けた貯金が十分ではないことに不随した不安を抱えているケースが多いことがわかりました。
- 現在の生活にゆとりがなく、老後に備えて貯金等の準備をしていないから
- 年金や保険が十分ではないから
- 退職一時金が十分ではないから
今の時点で老後のための貯金をすることもままならないうえに、年金や保険、退職一時金など、将来的に手に入るであろうお金も十分ではなければ、老後が心配になるのは当然のことですよね。
※「単身世帯の男女」のデータであるため、男性の数値も含まれます。また、独身ではない単身世帯の方のデータが含まれている可能性もあります。
40代独身女性が貯金を増やして経済的に安定するための方法5選
お金がすべてではないものの、経済的に安定すると心にもゆとりができるものです。将来に不安を感じていると、今の生活も楽しめません。
老後まではまだ時間がありますが、経済的にも精神的にもゆとりを持つために、今からできることがあるのなら始めておきたいですよね。ここからは、40代独身女性が経済的に安定して、貯金を増やすための方法を解説します。
1.家計を見直す
まずは家計を見直すところから始めてみましょう。
そもそも「毎月どのくらいの収入や支出があって、どのくらい貯金ができているのかしっかり把握できていない」という40代の独身女性は少なくありません。とりあえず贅沢しない程度に使って残った分を貯金するといったように、毎月の収支を曖昧なままにしていないでしょうか。
家計をしっかり見直してみると、「今は利用していないサブスクを複数契約していた」「毎日コンビニで買っているお菓子やコーヒーが地味に家計を圧迫していた」など、余分な支出が発覚することが少なくありません。
支出を見直せば貯金に回せる額も増やせるはずですので、定期的に家計を見直す時間を設けましょう。
2.転職や副業をする
年収をアップさせるための転職は、収入を増やすのに効果的な手段の一つです。とはいえ、「年齢やスキル的に転職は厳しい」「今の会社の条件は、ほかと比べて非常にいいと思う」というケースもあるでしょう。その場合は、副業をしてみるのもおすすめです。
近年では、40代以降がハイクラス転職をするための転職サイトや、空いた時間に在宅でできる副業も増えています。40代の独身女性も転職や副業で収入を増やして、経済的に安定するための工夫をしてみてくださいね。
3.節税対策をする
スキルや時間の関係で転職や副業によって収入を増やすことが難しい場合は、節税対策をして税金が控除されることで、手元に残る資産が増えるケースもあります。
節税対策として有名なのが「iDeCo」や「ふるさと納税」です。どちらも正社員でも導入できる節税対策で、方法も簡略化されているので気軽に始めやすいでしょう。
ふるさと納税の場合は直接的に資産が増えるわけではありませんが、食べ物や日用品が手に入るため、家計の手助けになるケースが多いですよ。
4.資産運用をする
「一応、毎月ある程度の金額を貯金できている」という場合は、資産運用をして貯金をさらに増やしていけるよう工夫をしてみてはいかがでしょうか。
近年は、「つみたてNISA」のように貯金をする感覚で取り入れられる手軽な資産運用も増えているので、40代の女性でも参入しやすいです。
もちろん、資産運用にはリスクもあり、必ず資産が増える保証がされているわけではありません。どのようなリスクがあるのか、リスクの少ない方法はどれかなど、しっかり下調べをしてから取り入れてみましょう。
5.結婚をする
結婚をすると、夫婦ふたりで家計を支え合っていくことになります。生活費もふたり分になり支出も増えますが、世帯収入額は独身でいるときよりもアップします。
「給料が低くて貯金をするゆとりがない」という場合も、相手の収入をプラスすれば無理せず貯金ができるようになるかもしれません。
また、結婚をしていると自分が一時的に働けなくなったり収入が減ったりしても、相手の収入があるため安心感があります。実際に、経済的な不安から婚活を始める人も少なくありません。
40代独身女性が婚活をするなら結婚相談所がおすすめ
経済的な安定を求めて婚活を始めるケースは珍しくありません。ただ、マッチングアプリや婚活パーティーなど、婚活方法はさまざまなので、どの方法を選べばよいのか迷ってしまいますよね。
40代独身女性が婚活をするなら結婚相談所がおすすめです。なぜなら、結婚相談所には以下のようなメリットがあるからです。
経済的に安定している人と結婚できる
ほとんどの結婚相談所では、男性の入会資格に「定職につき、安定した収入があること」を条件として掲げています。そのため、結婚相談所で結婚相手を探せば、経済的に安定している人と結婚しやすいのがメリットです。
医者や弁護士、公務員などハイスペックな男性会員も少なくありません。なかには、「年収〇〇万円以上」「大卒・院卒以上」など、ハイスペックな男性会員だけを集めた結婚相談所もあります。
40代の独身女性も結婚相談所で婚活をすれば、普段の生活では出会う機会のないようなお相手と出会える可能性が高くなりますよ。
ハイスペックな男性が集まる結婚相談所についてはこちらもチェック>>
自分の年代に合ったお相手を見つけやすい
自分の年代に合ったお相手を見つけやすい点も、結婚相談所のメリットです。
一般的に、婚活のボリューム層は20代後半~30代といわれています。そのため、婚活方法によっては、40代が婚活を始めても、自分の年代に合ったお相手を見つけづらい可能性があるのです。
たとえば、「せっかくマッチングアプリに登録したのに同年代の人が見つからない」「婚活パーティーに参加しようと思ったけれど、年齢制限に引っかかってしまった」というケースがあります。
幅広い年代の会員が活動している結婚相談所であれば、同年代の男性が多いだけでなく、40代の女性を希望する年下男性もたくさんいます。
また、希望条件をもとにお相手探しができるため、年齢以外の部分も理想に近いお相手を見つけやすいですよ。
結婚相談所の特徴や結婚相談所での婚活の流れはこちらの記事をチェック>>
アドバイザーのサポートで効率的に婚活ができる
結婚相談所の大きな特徴は、アドバイザーが婚活のサポートをしてくれることです。アドバイザーは婚活の進め方やお相手とのコミュニケーションをサポートしてくれるだけでなく、ファッションやメイク、交際中のお悩みについてもアドバイスをしてくれます。
「職場が女性ばかりで、男性とのコミュニケーションに慣れていない」「これまでファッションやメイクに力を入れてこなかったから、何をどうすればいいのかわからない」という女性でも安心です。
また、結婚相談所によっては独自の婚活セミナーを行っているところもあり、セミナーを通じて自分磨きや婚活力をアップしながら婚活を進められます。
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結婚相談所によってサービス内容や価格帯はさまざまです。
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