2025.04.17 更新

「東洋のフロリダ」肝付町の魅力と充実した移住支援内容を徹底解説！

肝付町は、鹿児島県の大隅半島の東部に位置する人口約1.4万人の町です。

今回は、そんな肝付町に興味がある方や地方移住を検討している方に向けて、肝付町のあらゆる魅力や移住支援情報について、企画調整課移住サポートセンターの仲西さんに伺った内容をもとにご紹介していきます。

肝付町の魅力3選
移住者の声
肝付町の移住支援内容
まとめ

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肝付町の魅力3選

まずは肝付町の魅力を見ていきましょう。今回は肝付町の魅力を3つに絞って順番に紹介していきます。

「東洋のフロリダ」肝付町

肝付町が「東洋のフロリダ」と呼ばれるのは次の５つの共通点があるからです。

1.本土最南端に位置する
2.美しい海岸線を走るロードがある
3. 海岸は白砂が広がる
4.ロケットの発射台がある
5.温暖多雨の気候である

美しい海岸線は50キロメートルも続いており、海岸を挟んだ海の反対方向には900メートル級の山々が連なるという、肝付町ならではの景色も魅力的です。

また、肝付町は全体の70%が山間部であることから、滝も多く存在します。観光客や地元の家族連れでにぎわう滝から、秘境にある滝まで数多くあり、都会にはないマイナスイオンを味わえます。

海か山の生活を選べる

肝付町での暮らしを考えるとき、2つの選択肢があります。

平成17年に里山が広がる高山（こうやま）町と美しい海岸線がのぞめる内之浦（うちのうら）町が合併し、鹿児島県では町として2番めに大きな町が誕生しました。
山間の田園地帯で暮らすのか、美しい海岸沿いで暮らすのか、２つの顔をもっているのが魅力です。実際に移住してきた方のなかにはどちらも楽しむために肝付町内で引っ越す方もいたそうです。

肝付町にはお試し移住体験住宅もあるので、実際に現地の生活環境を知るために利用してみるのもよいでしょう。お試し移住体験住宅についてはのちほど詳しく解説していきます。

子育て環境が充実

新婚世帯や子育て世帯の方にとって、移住先の子育て環境はとても重要な要素ですよね。肝付町は2023年「住みたい田舎ベストランキング」（株式会社宝島社）において、南九州・沖縄エリアで子育て世代から人気第1位に選ばれました。また、全国人口１万〜２万人の町においても、全国２位にランクインしました。子育て世代から高い評価を受ける肝付町は、中学校卒業までのお子さんを持つ方に向けた「児童手当」や、お子さんの保険診療による自己負担分を全額助成する「子ども医療費助成制度」などの支援を行っています。

肝付町には、経済的支援以外に「高山子育て支援センター」と呼ばれる子育て施設も。お子さんの一時保育はもちろん、親子遊びや交流の場として、また育児の身近な相談の場として利用できるので、お子さんをお持ちの方はチェックして置くのがよいでしょう。

肝付町の子育てに関する事業はこちら、高山子育て支援センターに関してはこちらで確認できます。

移住者の声

仲西さんに移住された方の口コミを聞いてみたところ、、、

・いくつも連なる山のグラデーションや、海と空の色が毎日違うことに、日々感動しています
・食材丸ごとや料理のおすそ分けをいただくがどれも本当においしい
・かしこまらない自然体な人が多くて居心地いい

といった声が聞かれるようです。そのなかでも、一番多い声が、「水がキレイ」「水が美味しい」だそうです。山が近いことから地下水が豊富で、町内には湧き水もあります。川や海の水がきれいなのは勿論のこと、漁港の湾内でも海底が見えるほど透き通っていることです。おいしい水に誘われ、移り住む人が増えているそうです。

肝付町の移住支援内容

肝付町は経済的な支援や移住に対してのサポートなど、移住支援も充実しています。順番に解説していきます。

オンライン移住相談

肝付町には移住相談センターがあるため、電話やオンラインで気軽に移住に関しての相談が可能です。実際の移住者が専任の移住コンシェルジュとして対応してくれるので、移住のリアルな悩みや聞いておきたいことを相談できます。

TimeRex肝付町オンライン移住相談にて希望日時を選択
情報を入力し日程調整を完了
登録したメールアドレスにURLが送信され、相談開始時間の5分前に入室

肝付町の移住に関する相談先


HP	https://kimotsuki-town.jp/ijuu/4860.html
担当	企画調整課移住サポートセンター
所在地	〒893-1207 鹿児島県肝属郡肝付町新富98
電話番号	0994-65-8426
定休日	土・日・祝日

各種補助金・支援金制度

肝付町には、移住の際に役立つ助成制度が数多くあります。肝付町にて新築や中古住宅を取得する際にも補助金が出ますが、転入者や新婚世帯・お子さんがいる世帯などにはさらに金額が加算されるので、詳細を知りたい方はこちらのページを確認してみてください。こちらは「住宅に関する補助・助成制度」なので、住宅のリフォームや耐震診断・改修を行う際にも補助金を受けられますよ。

また肝付町を含む鹿児島県では、東京23区から鹿児島県内に移住し就業要件を満たした場合に、移住支援金が交付されます。単身者であれば60万円、2人以上の家族・世帯であれば100万円、18歳未満の世帯員を帯同する場合は1人につき100万円が加算。鹿児島県内に移住する場合は必ずチェックしておきたい制度なので、該当する方はこちらで要件を確認してみてください。

お試し移住体験住宅「里山の音」

前述しましたが、肝付町には町内への移住を検討している方に向けて、お試し移住体験住宅が用意されています。利用期間は1日～90日、体験料は水光熱費やインターネット代を含んで1泊1組当たり1,000円となっています。住宅から徒歩圏内に、スーパー・コンビニ・ドラッグストア・ホームセンターが揃っているので、利便性も心配ありません。

「里山の音」の詳細や申込方法に関しては、こちらで確認できます。肝付町の生活環境や雰囲気を知りたい人は必見ですよ。

まとめ

今回の取材を通して、肝付町ならではの美しい海や山、そして移住を希望する方に向けた充実した支援事業があることがわかりました。「東洋のフロリダ」と呼ばれるスローライフを満喫できる肝付町は、都市部からの移住先としても魅力がたくさんあります。ぜひ、自治体が行っている支援内容を確認して、肝付町への移住の準備を進めてみてください。