2024.02.23 更新

自然と利便性を両立する「魚の町」！門川町の充実した移住支援・子育て支援事業を紹介

門川町は、宮崎県の県北地域に位置する人口約1.7万人のまちです。

今回は、そんな門川町に興味がある方や地方への移住を検討している方に向けて、門川町のあらゆる魅力や移住支援情報について、担当職員の満塩さんに伺った内容をもとに紹介していきます。

門川町の魅力3選
門川町の移住支援内容
門川町の移住に関する相談先
まとめ

門川町の魅力3選

まずは門川町の魅力を見ていきましょう。今回は門川町の魅力を3つに絞って順番に紹介していきます。

歴史ある「魚の町」

宮崎県内の市町村には漁業を活発に行っている地区がいくつもありますが、門川町は昔から「魚の町」と言われています。かつて家計を支えるために門川の女性たちが選んだ仕事が、魚の行商だったことが「魚の町」と言われる発端です。カンカンと呼ばれるブリキ缶に魚を詰め、それを背負って汽車に乗り、遠くは宮崎市まで売り歩きました。「カンカン部隊」と呼ばれた彼女たちが、門川の魚のPRをし、魚の町の評判を県内に広めました。

豊富なアクティビティ

豊富なレジャーを楽しめるのも、門川町ならではの特徴です。門川町から渡船で行ける無人島の乙島では、キャンプやシーカヤック、SUP（サップ）などが楽しめます。体験場所は島と陸地に挟まれた内海なので、波も穏やかで初心者でも水上アクティビティを体験可能。シャワー室も設備されているので、衛生面でも安心です。シーカヤックやSUP以外に、釣りも楽しめますよ。

利便性と自然を併せ持つ町

門川町は隣接している延岡市と日向市のベッドタウンのため、アクセスがとても良いです。延岡市まで車で約20〜25分、日向市までは車で約10〜15分となっており、町自体もコンパクトなので都市部への移動も簡単です。

それでいて門川町は海・山・川に恵まれており、町の中心部から車で20分ほどで大自然を楽しめます。地方で子育てをしたい方にとって、利便性と自然のバランスの良さは重要なので、門川町は移住先としてとてもおすすめです。

門川町の移住支援内容

門川町は経済的な支援や移住に対してのサポートなど、移住支援も充実しています。順番に解説していきます。

移住支援金制度

門川町では、東京23区内に5年以上在住もしくは通勤していた方または、その他対象地域の都府県に通算5年以上在住・通勤していた方に向けて「移住支援金制度」が設けられています。支援金の支給額は、単身の場合に30万円または60万円、2人以上の家族・世帯の場合に100万円。

就職に関する要件として、宮崎県が運用するマッチングサイト「ふるさと宮崎人材バンク」を利用するなどがありますが、地方移住を検討している方はぜひこちらのページで詳細を確認してみてください。

空き家等情報バンク制度・空き家利活用促進事業補助金制度

門川町には、家や土地を売りたい・貸したい方と、買いたい・借りたい方をつなぐ「空き家等情報バンク制度」があります。登録や利用についての詳細は、こちらの専用ページをご覧ください。

また空き家バンクで契約を行い、改修などを行う場合「空き家利活用促進事業補助金制度」を利用できます。補助金の上限額は20万円。対象者や要件に関しては、門川町ホームページにある専用ページでご確認ください。

豊富な子育て支援

門川町は移住支援だけでなく、子育て世帯に向けたさまざまな支援も実施しています。中学校修了までの児童を持つ家庭に毎月10,000～15,000円支給される「児童手当」や、同じく0歳から中学校卒業前までのお子さんを対象とした「医療費助成制度」など、さまざまな経済的支援が行われており、それ以外にも親子で遊べる施設や子育て相談を行う、門川町子育て人づくりセンター「ひだまりハウス」などもあります。

そのほか、戸外遊び・サークル活動・育児講座・育児相談などを行っている「門川子育て支援センター」などもあるので、移住を検討している子育て世帯の方は、ぜひ門川町ホームページにある子育てに関する情報をチェックしてみてください。

門川町の移住に関する相談先


HP	https://www.town.kadogawa.lg.jp/
担当	門川町役場地域振興課
所在地	〒889-0696 宮崎県東臼杵郡門川町平城東1番1号
電話番号	0982-63-1140
定休日	土曜・日曜日、国民の祝日、休日、年末年始（12月29日から1月3日）