2025.04.17 更新

清流が流れる美しき日本の里山「那珂川町」の魅力と移住支援事業を徹底調査！

那珂川町は、栃木県の北東部に位置する人口約1.5万人のまちです。

今回は、そんな那珂川町に興味がある方や地方への移住を検討している方に向けて、那珂川町のあらゆる魅力や移住支援情報について詳しく紹介していきます。

那珂川町の魅力3選
那珂川町の移住支援内容
那珂川町の移住に関する相談先
まとめ

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那珂川町の魅力3選

まずは那珂川町の魅力を見ていきましょう。今回は那珂川町の魅力を3つに絞って順番に紹介していきます。

清流と里山が織り成す豊かな自然

福島県、茨城県、栃木県東部に連なる八溝山系にある那珂川町は、町内の60%以上を田畑や山林が占めています。町の中央を流れる那珂川は関東でも有数の清流で町名の由来にもなっており、それを取り囲む里山も併せた豊かな自然が織りなす美しい風景は、那珂川町ならではの魅力です。また、那珂川は国内有数の鮎の漁獲高を誇り、天然鮎釣りのメッカとしても有名ですよ。

そんな豊かな自然が魅力の那珂川町ですが、県庁所在地である宇都宮市からは車で1時間ほどの距離となっています。

豊富な観光スポットやグルメ

美人の湯とも言われる「馬頭温泉郷」は、清流・那珂川に沿うように大小の温泉施設が立ち並ぶエリアにあり、日光連山に沈む夕日の眺望が絶景であることから「夕焼け温泉郷」とも呼ばれています。また天然鮎で有名な那珂川では、毎年8月に「鮎とマスのつかみどり大会」が開催され、川沿いに設置した巨大イケスに放流された鮎やマスを、網などの道具は使わず自分の手で捕まえることができます。

さらに那珂川町には、「馬頭広重美術館」、「いわむらかずお絵本の丘美術館」、「もうひとつの美術館」のテーマの異なる３つの美術館が揃っています。自然と調和のとれた館内で、様々な芸術作品を楽しむことができます。

充実した子育て支援

子育て環境が整っていることも、那珂川町の魅力の一つ。妊娠してから出産の翌月まで保険診療にかかる自己負担額の全額を助成してくれる「妊産婦医療費助成」に始まり、お子さんの保険診療にかかる自己負担額の全額を助成してくれる「こども医療費助成」など、子育てにかかる経済的な負担を軽減してくれる事業が豊富です。

ほかにも、およそ生後2か月までのお子さんがいる家庭を保健士が訪問し体重測定、発達確認、育児相談、予防接種などの町の保健事業を紹介してくれる「赤ちゃん訪問」など、子育ての具体的なサポートをしてくれる事業も存在します。那珂川町の充実した子育て支援の数々は、こちらのページで確認できます。

那珂川町の移住支援内容

那珂川町は経済的な支援や移住に対してのサポートなど、移住支援も充実しています。順番に解説していきます。

地域資源情報バンク（空き家バンク）

那珂川町には、町内の売却・賃貸を希望する空き家や空き店舗などの情報を、空き家の利用を希望する方に紹介する「地域資源情報バンク」が存在します。物件の情報は、那珂川町地域資源情報バンク検索サイトなかがわぐらしで確認可能です。

また、地域資源情報バンクに登録された空き家を購入した方に最大50万円を補助してくれる「空き家取得費補助金」や、同じく地域資源情報バンクに登録された住宅の改修費を補助
してくれる「空き家改修費補助金」なども支援事業もあるので、那珂川町の空き家バンクを利用する際は併せて確認しておくのがおすすめです。

これらの事業の詳細は、こちらのページで確認できます。

木材需要拡大事業費補助金

「木材需要拡大事業費補助金」とは、八溝材を使用した木造の新築住宅に対し、最大で300万円が交付される事業です。補助金の基本部分は、新築住宅の居住部分の床面積1㎡につき2,000円（最大30万円）となっており、加算部分が以下4つの要件に当てはまる場合となっています。

町内に本店がある建築業者と契約して住宅を取得した場合：一律50万円
平成30年4月1日以降、初めて那珂川町に移住する場合：一律100万円
新築住宅に係る土地を購入した場合：土地購入費の実費分（最大100万円まで）
新築住宅に居住する世帯に18歳以下の子がいる場合：子1人につき30万円、最大120万円まで

上記の2と3の項目は重複不可となっています。申請の手引きやそのほかの要件に関しては、こちらのページでご確認ください。

農ある田舎暮らし高手の里

那珂川町では、なんと町有地を20年間無償で貸与してくれる「農ある田舎暮らし高手の里」というプロジェクトが存在します。家屋の固定資産税相当額3年分にあたる定住促進奨励金や、そのほかの補助金の交付もある、ほかの自治体でもなかなか見ることができない事業となっています。

町内の分譲地である「高手の里」には、おためし田舎暮らし体験として利用できるモデルハウスもあり、3～60日の好きな期間で現地での生活環境を実際に体験可能です。利用条件や申込手順に関しては、高手の里のホームページでご覧いただけます。

那珂川町の移住に関する相談先


HP	https://www.town.tochigi-nakagawa.lg.jp/ijyu/index.html
担当	企画財政課なかがわぐらし推進係
所在地	〒324-0692 栃木県那須郡那珂川町馬頭555
電話番号	0287-92-1114
定休日	土曜・日曜日・祝日

まとめ

今回の取材を通して、那珂川町は清流が流れる自然豊かな里山としての魅力や、とても充実した移住支援事業があることがわかりました。日本の里山ならではの美しい風景や、温泉・グルメなど多くの魅力はもちろんのこと、経済的な移住支援事業がほかの自治体と比べても充実していて、都市部からの移住としてはとてもおすすめのまちと言えるでしょう。今回伝えきれなかった移住に関する事業に関しては、上記に記載した相談先のwebページで確認できるので、ぜひチェックしてみてください。