2024.02.14 更新
男女別「バレンタイン/ホワイトデーは楽しみかどうか」を徹底調査！結婚前と後で変化は？既婚男女500名にアンケート！
バレンタインデーとホワイトデーは、恋人たちや夫婦間で愛を表現する特別な機会として長年親しまれています。しかし、結婚前後でこれらの機会をどのように楽しむか、そして期待や態度にどのような変化が見られるのか、実際のところはあまり知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回、マリアージュ総研は既婚男女500名を対象に、バレンタイン/ホワイトデーを楽しみにしているかどうか、そしてその楽しみ方が結婚を機にどのように変わったのか、徹底的に調査しました。さらに、この特別な日に贈るプレゼント選びで重視する点や、予算に関する考え方についても深掘りしています。この調査を通じて、男女別での意識の違いや、結婚がそれぞれの価値観にどのような影響を与えているのか、アドバイザーの考察を交えながら詳しく紹介していきます。
目次
バレンタイン/ホワイトデーは楽しみかどうか
そろそろバレンタイン/ホワイトデーの季節がやってきます。愛を表現する大切な機会であるこのイベントですが、一体どれくらいの人が実際にバレンタイン/ホワイトデーを楽しみにしているのでしょうか？既婚男女500名に聞いた調査結果は、以下のようになりました。
女性の方が男性に比べ、バレンタイン/ホワイトデーを楽しみにしている人が約9%多い結果となりました。楽しみにしている割合が過半数を超えている女性に比べ、男性は楽しみにしている割合が過半数を割っています。
バレンタイン/ホワイトデーが楽しみな理由
バレンタイン/ホワイトデーが楽しみと答えた方に、楽しみな理由を聞いてみました。
男女間で共通して最も多く挙がった理由は「相手に喜んでほしいから」でした。この結果からは、バレンタイン/ホワイトデーが単なるイベント以上の意味を持ち、お互いに感謝や愛情を示す大切な機会であるという認識を持っている人が多いことがわかります。
2番目に多かった理由は、男性と女性で異なる結果となりました。男性の場合、「イベントが好きだから」という回答が2番目に多く、これは男性がイベントそのものの雰囲気や楽しさを重視していることを示しています。一方の女性は「自分へのプレゼントとして楽しみたいから」と答えた割合が2番目に多く、自分自身へのご褒美や自己満足のためにこの日を楽しんでいる様子がうかがえます。3番目の理由は、男女の立場が逆転し、男性は「自分へのプレゼントとして楽しみたいから」、女性は「イベントが好きだから」と答えました。これは、男女ともに自分自身の楽しみとイベントを重視する傾向があることを示しています。
そして4番目に多かったのは、「相手に頼まれるから」という理由でした。これは、バレンタイン/ホワイトデーが一種の社会的なイベントとして捉えられている側面もあることを物語っています。
上記4つの理由以外にも、男性からは「チョコがもらえるから」という理由も見受けられ、女性からは「渡す前に試すことで新しいお店を開拓できる」という興味深い声も挙がりました。このように、バレンタイン/ホワイトデーは多様な楽しみ方があり、それぞれがこの日を自分なりに特別なものにしていることがわかります。これらの結果からは、バレンタイン/ホワイトデーがただの恋人たちのイベントでなく、さまざまな形で愛情や関心を示すための大切な日として認識されていることが明らかになりました。
バレンタイン/ホワイトデーが楽しみではない理由
続いて、バレンタイン/ホワイトデーが楽しみではないと答えた方に、その理由を聞いてみました。
男性で最も多く挙がった理由は「そもそもイベントを重視していない」でした。これは、一部の男性にとってバレンタイン/ホワイトデーが特別な意味を持たない、またはほかの日々と変わらないという認識を持っていることを示しています。一方、女性の最も多い回答は「用意/準備が面倒くさい」でした。女性の場合、バレンタイン/ホワイトデーの準備や計画にかかる手間や時間が、楽しみではない理由として挙げられています。
2番目に多かった理由は、男性が「用意/準備が面倒くさい」、女性が「そもそもイベントを重視していない」と男女で逆転する結果となりました。この結果からも、イベントへの興味の度合いや準備への意欲の違いが男女間で存在することがわかります。
そして3番目の理由は、男女ともに「お金を費やすのがもったいない」という回答でした。これは、経済的な面からイベントを楽しむことへの抵抗を感じている人が一定数いることを示しています。
これらの結果を総合すると、バレンタイン/ホワイトデーを楽しみにしていない人々の間には「面倒くさい」「イベントを重視していない」というモチベーションの問題が大きくあることが明らかになりました。金銭的な理由よりも、個々の価値観や興味の度合いが大きく影響している人が多いようです。このように、一定数の男女はバレンタイン/ホワイトデーを特別な日として捉えることに消極的であり、それぞれがこのイベントを異なる視点で見ていることがわかります。
結婚前後で変わったバレンタイン/ホワイトデーに関する考え方
ここからは、結婚前後で変わったバレンタイン/ホワイトデーに関する考え方の調査結果をまとめていきます。
男性の場合、最も多い回答は「特に変わらない」というものでした。これは、結婚をしてもバレンタイン/ホワイトデーに対する考え方や期待が大きく変わらない男性が多いことを示しています。続いて多かったのは「重要度が下がった」という回答で、結婚によって日々の生活やパートナーとの関係に重点を置くようになり、特定のイベントに対する価値観が薄れていったことが予想できます。また3番目に多かったのは「贈り相手」という回答で、結婚後は配偶者がメインの贈り相手になることが多いことが示唆されています。
女性の数字を見てもやはり「特に変わらない」という回答が最も多く、女性も結婚を経てもバレンタイン/ホワイトデーに対する基本的な考え方に、大きな変化はないことがわかります。しかし「コストをよりかけなくなった」という回答も2番目に多く、結婚生活での責任や経済面での優先順位の変化が反映されていることが見て取れます。さらに「重要度が下がった」という意見もあり、これは男性と同じくイベントに対する見方よりも日常生活や2人の関係がより重要になっていることを示唆しています。
また「子どもができて、子どもがお菓子を作るイベントになった」という興味深い回答もありました。これは、結婚と子育てによるバレンタイン/ホワイトデーの新しい過ごし方であり、家族全体の楽しみとして変化していることがわかります。
この結果を見ると、結婚前後での生活の変化が、バレンタイン/ホワイトデーに対する考え方やその祝い方に影響を与えていることが明らかになったと言えるでしょう。結婚によって人々の価値観や優先順位が変わり、それがどのように特別な日の過ごし方に反映されているのかを深く理解することができます。
結婚前後でプレゼント選びで重視すること
つづいて、結婚前と結婚後でプレゼント選びで重視することについて調査した結果を紹介していきます。まずは結婚前から見ていきましょう。
次に、結婚後にプレゼント選びで重視することの調査結果を見ていきます。
結婚前は、多くの人が「相手の好み」を最も重要視していることがわかりました。これは、相手を喜ばせること、相手の個性や趣味を理解することが、恋愛関係において重要だと考えられていることを示しています。また、結婚前のプレゼント選びでは、印象的なものや特別感を出すためのアイテムが選ばれる傾向にあるようです。
一方で、結婚後のプレゼント選びに関しては、依然として「相手の好み」を重視する人が多いものの、より実用的なものを選ぶ傾向にあります。これは、結婚生活の中で実用性や日常的な使いやすさが重要視されるようになることを表しています。結婚後は、日常生活の一部として使えるものや、相手の生活をより豊かにするためのアイテムが選ばれることが多くなります。
特に注目すべきは、女性が結婚後に「予算」をより重視するようになる点です。これは、結婚後の女性が家計管理に関わることが多くなり、それがプレゼント選びにも反映されていることがうかがえます。結婚後の男性と比較しても10%以上の差があるというのは、女性が家計に対してより慎重になり、コストパフォーマンスを重視する傾向があることを示しています。
この調査結果から、結婚前後でのプレゼント選びにおける価値観の変化が明らかになりました。結婚前は相手を喜ばせることを最優先に考える一方、結婚後は実用性や家計とのバランスを考慮することが重要になってくることがわかります。これらの違いは、結婚に伴う生活の変化や責任感の増加が影響していると言えるでしょう。
バレンタイン/ホワイトデーにかける予算
最後に、バレンタイン/ホワイトデーにかける予算について調査した結果を見ていきます。
この予算の調査では、男女ともに比較的控えめな傾向が明らかになりました。特に、3千円未満を予算とする回答が最も多く、これは多くの人がこの特別な日に対して適度な金額を支出することを示しています。
この結果からは、バレンタイン/ホワイトデーにおいて、高価な贈り物よりも、心を込めた贈り物が重視されていることがうかがえます。また、予算が上がるにつれて割合が少なくなる傾向は、経済的な負担を避けるという実用的な考え方が背景にあると言えるでしょう。特に、経済的な状況や個人の価値観によって、贈り物にかける金額の上限を慎重に考える人が多いことを示しています。
さらにこの調査結果は、バレンタイン/ホワイトデーにおける贈り物の選び方や予算設定において、男女間で大きな違いがないことも表しています。これは、男女ともに贈り物の意味や相手への思いやりを最優先に考えていることを反映していると言えるでしょう。結局のところ、贈り物の価値はその値段によってではなく、贈る側の気持ちや相手への愛情によって決まるという考えが、多くの人に共有されているようです。
まとめ
今回のバレンタイン/ホワイトデーに対する既婚男女500名の意見調査で、結婚前後での捉え方や祝い方に興味深い違いが見られました。楽しみにしている人は相手に喜んでもらいたいと願っている一方で、楽しみにしていない人は準備の面倒やコストを理由に挙げています。結婚後は「相手の好み」を考慮しつつも、実用的なプレゼント選びや予算の配慮が増え、家族全体でのイベントへと変化する家庭もあります。予算面では、最も多くの人が3千円未満を選び、贈り物の価値は金額ではなく、背景にある愛情や思いやりにあることが明らかになりました。
個々の価値観や生活状況によって多様な意味を持つバレンタイン/ホワイトデー。この記事を見た機会に、大切な人に感謝や愛情を伝えるよい機会にしてみてはいかがでしょうか。
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