2025.04.17 更新

滝川市で美しい田舎暮らしを！独自の営農・継承支援の詳細を解説

滝川市は、北海道の中部に位置する人口約4万人の街です。

今回は、そんな滝川市に興味がある方や北海道への移住を検討している方に向けて、滝川市のあらゆる魅力や移住支援情報について、移住支援担当の奥家さんに伺った内容も併せて紹介していきます。

滝川市の魅力3選
移住者の声
滝川市の移住支援内容
滝川市の移住に関する相談先
まとめ

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滝川市の魅力3選

まずは滝川市の魅力を見ていきましょう。今回は滝川市の魅力を3つに絞って順番に紹介していきます。

商業のまち滝川

滝川市は札幌市と旭川市のほぼ中間に位置し、古くから交通の要衝として、周辺の石炭産業に支えられ商業のまちとして栄えてきました。電車・都市間高速バス・道央自動車道などが滝川市から各都市・地域を結んでいるため、広い道内のなかでもアクセスがよいエリアと言えます。札幌市までは電車で50分、車で80分ほど、旭川市までは電車で30分、車で50分ほど。新千歳空港や旭川空港にも比較的アクセスしやすいので、道外への移動にも便利です。

雄大な自然とアクティビティ

滝川市は、まるでフランスのプロヴァンス地方のような牧歌的で優雅な景色を見られることでも有名です。特に江部乙町は、季節や時間によって表情が移り変わる美しいエリア。季節によっては牛や羊が放牧された穏やかな景色を楽しめたり、春には菜の花が一面に広がり黄色のじゅうたんが敷かれます。プロヴァンスのような優雅さもありつつ、北海道を絵に描いたような雄大さも持ち合わせており、滝川市ならではの美しい暮らしを実現できます。

また滝川市には、グライダーの体験飛行ができる施設「たきかわスカイパーク」があります。ここはスカイスポーツをテーマにした日本初の公園で、上空約500メートルを優雅に飛行することが可能です。北海道の美しい大地を空から見下ろす体験は、滝川市ならではの感動を味わえること間違いありませんよ。

盛んな食文化

滝川市は味付ジンギスカン発祥の地と言われており、市内では「松尾ジンギスカン本店」や「小林ジンギスカン」、「アイマトン」など各店こだわりの味付けを楽しむことができます。

また前述した江部乙エリアに広がる菜の花は国内有数の作付面積を誇り、なたね栽培も盛ん。天然なたね油をはじめ、ふりかけやオイルソース、はちみつなどにも加工されており、特産品として道の駅などで販売されています。

移住者の声

滝川市に移住された方の口コミを聞いてみたところ、、、

・ワークライフバランスをしっかりとれる
・空気がきれいな街
・移住して起業する方が多い可能性が広がる街

といった声が聞かれるようです。

滝川市の移住支援内容

滝川市は経済的な支援や移住に対してのサポートなど、移住支援も充実しています。順番に解説していきます。

地域おこし協力隊・継承支援制度

滝川市では、地域おこし協力隊（就農研修生）を募集しています（令和5年12月現在）。就農予定の農家のもとで隊員として3年間の研修を受け、任期終了後にはその経営を譲り受けることが可能です。

そして、任期を終了し第三者経営継承を受ける際にも「就農時の営農支援制度」として設備等の取得費に対する上限100万円の助成を受けることが可能です。この支援制度を利用すれば、初期投資を抑えながら研修期間に農業技術や経営ノウハウを学ぶことができ、さらに経済的支援を受けながら農業を営むことができるので、地方に移住して農業を始めたい方にとってはこれ以上ない好条件と言えるでしょう。

活動内容や募集要項に関してはこちらをご覧ください。

住み替え支援補助制度

滝川市は、子育て世帯のゆとりある居住環境の獲得を支援するため「住み替え支援補助制度」を設けています。補助対象となるのは、中空知住み替え支援協議会が斡旋する戸建て賃借住宅に引っ越す、世帯の収入が月額21万4千円以下の子育て世帯。補助金の交付金額は以下のとおりです。

収入が月額15万8千円以下～家賃×40％
収入が月額21万4千円以下～家賃×30％

転居する前に市役所に補助申請書を提出し、入居後14日以内に転居先の住民票を提出すると補助金が交付されます。詳細はこちらをご覧ください。

住まいネットワーク

「住まいネットワーク」とは、市内に物件を有する事業者と連携し、移住希望者に住宅や土地に関する情報提供を行うネットワークです。利用方法の流れは以下のとおりです。

ワンストップ窓口に希望する住宅の条件を連絡
希望する条件にあった住宅の情報提供を窓口が事業者に依頼
登録事業者が物件説明や下見などに対応

住まいネットワーク上の情報に希望する物件があった場合は、移住希望者から直接、登録事業者に問い合わせが可能です。住まいネットワークの詳細はこちらのページで確認いただけます。

滝川市の移住に関する相談先


HP	https://www.city.takikawa.hokkaido.jp/200soumubu/03kikaku/03kikakuseisaku/02welcome/index.html
担当	滝川市総務部企画課
所在地	〒073-8686 北海道滝川市大町1−2−15
電話番号	0125-28-8004
定休日	土曜日・日曜日及び祝祭日・年末年始（12月29日～1月3日）

まとめ

今回の取材を通して、滝川市ならではの優雅で壮大な自然と独自の移住支援事業があることがわかりました。特に地域おこし協力隊として研修し、のちに経営継承を支援してくれる制度は、滝川市特有のユニークな支援内容と言えるでしょう。農業を始めたいけどノウハウや技術、経済的な余裕がない方、いずれは独立して農家をやりたい方にはぴったりなので、ぜひ詳細を確認してみてください。