2023.11.15 更新

「世界ジオパーク」様似町の魅力と移住支援事業を徹底調査！

様似町は、北海道の南部に位置する人口約4,000人の町です。

今回は、そんな様似町に興味がある方や地方への移住を検討している方に向けて、様似町のあらゆる魅力や移住支援情報について、企画調整課の岩山さんに伺った内容をもとに紹介していきます。

様似町の魅力3選
様似町の移住支援内容
まとめ

様似町の魅力3選

まずは様似町の魅力を見ていきましょう。今回は様似町の魅力を3つに絞って順番に紹介していきます。

様似町独自の豊かな自然

様似町は、前面に太平洋、背面に日高山脈が広がる緑が豊かな町。町のシンボルである「アポイ岳」は、かんらん岩や高山植物が学術的に珍しいことが評価され「アポイ岳ジオパーク」としてユネスコ世界ジオパークとして認定されています。また、夏は涼しく冬も比較的暖かく、積雪量も北海道内で最も少ない地域となっています。

町内の90%以上を森林が占めており、そんな自然を生かした釣りや山登りなどのさまざまなレジャーが楽しめるのも魅力です。

豊富な特産品

様似町の特産は、太平洋で獲れるツブ貝や鮭、日高昆布など。また、これらの海産物を加工した、鮭山漬けや昆布醤油も人気となっています。

海産物だけでなくイチゴも有名で、夏秋に取れる「すずあかね」という品種が特に有名です。この品種は粒がそろって崩れにくく、見た目がきれいなのが特徴。程よい酸味が特徴で洋菓子などに多く使われています。

自然を活かしたアクティビティ

前述したとおり、様似町では釣りや登山などのレジャーを楽しめます。なかでも様似漁港は釣りの人気スポットで、カジカやアブラコなどがよく釣れることで有名です。

また、登山に関してもアポイ岳をはじめとした、初心者でも楽しめるスポットがたくさんあります。アポイ岳を眺めながら様似の名勝を巡る「様似八景」という観光地もおすすめです。様似八景コースの概要はこちらで確認できます。

様似町の移住支援内容

様似町は移住に対してのサポートや移住体験事業など、移住支援も充実しています。順番に解説していきます。

ちょっと暮らし体験

様似町では、町内への移住を検討していて実際に気候や生活環境を知りたい方に向けて、移住体験住宅が用意されています。利用期間は7日以上90日以内。費用は水光熱費込みで1日1,200円（11～4月は1,500円）となっています。

体験住宅は3種類用意されており、利用する方限定でいちご収穫や手芸体験、テントサウナやBBQなどの体験メニューも用意されています。利用する流れや申込方法は、こちらをご覧ください。

空き家・空き地バンク制度

様似町には、空き家・空き地を探している人と売りたい人の間に立って情報を公開する「空き家・空き地バンク制度」もあります。登録されている空き家・空き地の情報は、様似町の公式ホームページ内で閲覧可能です。物件の外観や間取りだけでなく、利用方法や注意事項も記載されているので、検討している方はぜひチェックしてみてください。

オンライン移住相談

様似町を含む北海道では、オンラインでも可能な移住相談を実施しています。こちらのページからも移住情報検索ができますが、下記のワンストップ窓口からも移住相談が可能です。

様似町の移住に関する相談先


HP	http://www.samani.jp/profile/index8.html
担当	企画調整課企画係小西・岩山・藤田
所在地	〒058-8501 北海道様似郡様似町大通1丁目21番地
電話番号	0146-36-2122
定休日	土曜、日曜、祝日

まとめ

今回の取材を通して、様似町はユネスコ世界ジオパークに認定されるほどの独自の自然や、豊かな海産物や農産物、そして充実した移住支援事業があることがわかりました。様似町は移住に関する相談事業以外に移住体験事業も行っているので、様似町や北海道に移住を考えている方は上記の連絡先に気軽に相談してみることをおすすめします。