2021.11.15 更新
結婚相談所で結婚できない人の5つの特徴やリアルな婚活体験談
「結婚相談所で本当に結婚できるの？」や「結婚できない人の特徴は？」など、こちらでは結婚相談所で婚活を始める前に知っておきたいお役立ち情報を紹介します。
結婚相談所を利用した方の体験談や、結婚相談所で婚活を成功させる秘訣も載せているので、婚活をいち早く成功させたい方はチェックしておきましょう。
目次
結婚相談所で結婚できない人が70％以上も！？
結婚相談所でカップルが結婚への意思を固めることを「成婚」と呼びますが、この成婚に至った人の割合を示す「成婚率」の算出方法は結婚相談所によって異なります。
たとえば大手結婚相談所であるパートナーエージェントは「1年間の間に成婚退会に至った人数を年間平均の在籍会員数で割って算出」しており、成婚率を27.0%と公表しています。
ただこの数値を見ると「残りの70%以上の人は結婚できないの？」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、そうではないので安心してください。
残りの約70％のなかには入会したばかりの方や、結婚相談所内で交際を順調に継続している方もいます。
結婚相談所の示す成婚率はそれぞれ定義が異なるので、その点も踏まえたうえで結婚できる・できないをチェックするとよいでしょう。
結婚相談所で結婚できない人の5つの特徴
結婚相談所は婚活に適した環境が揃っている点が魅力ですが、なかには結婚できない方がいることも事実です。
こちらでは、結婚相談所で結婚できない方の5つの特徴を紹介しているので、「せっかく入会したのに無駄だった」と後悔しないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
アドバイスを聞く気がない人
結婚相談所に在籍するスタッフは、今までたくさんの会員を結婚に導いてきたプロです。
そのため相手から好印象を持たれる身だしなみや、自分の魅力をアピールする方法、デート中の注意点などを熟知しています。
婚活のサポートをしてくれるプロが近くにいるにも関わらず、アドバイスを聞かずに自分のこだわりを優先する方は結婚が難しいでしょう。
魅力的な異性と出会えたとしても、次のステップにつなげられずに終える可能性が高いです。
また、人の意見を聞かない姿勢は異性にも自然と伝わるため、自分でも気づかないうちに敬遠され出会いのチャンスを逃してしまうかもしれません。
理想が過度に高い人
結婚相談所へ入会すると希望の条件に合った相手を紹介してもらえますが、あまりにも理想が高いと結婚のチャンスが遠のきます。
容姿や収入、職業、学歴などはどれも大切な要素ですが、すべて兼ね備えた完璧な異性は存在しません。
そのためすべての条件を満たした異性を探すのではなく、「どうしても譲れない条件」に合致した相手を探し、あとは内面の良さで判断するよう意識しましょう。
また、結婚相談所へ入会した当初は「相性のよいパートナーと結婚する」という目的を掲げていたはずなのに、いつの間にか「絶対にハイスペックな相手と結婚する」と高望みしてしまう方も少なくないので注意してください。
受動的で他人任せな人
結婚相談所には、条件の合う異性と出会うためのマッチングサービスや仲人による紹介、定期的な面談など、婚活を成功させるための仕組みが充実しています。
ですが、「担当者が何とかしてくれるから自分は頑張らなくていいや」と他人任せな方は、どれだけサポートが手厚い結婚相談所へ入会しても結婚できません。
結婚相談所は会員の婚活をサポートをする場所であり、異性へアプローチしたり、デートで相手を楽しませたりするのは自分自身です。
積極的に行動するのが苦手な方は仲人型などの面倒見がよい結婚相談所へ入会するのも一つの方法ですが、最終的には自分から行動する必要があることを理解しましょう。
自分で決断できる人
自分から積極的に行動することはもちろん、大切なことを自分で決定できる決断力も結婚相談所の婚活では求められます。
仮交際への返答や、真剣交際を申し込むタイミングなど、さまざまな決断を自分で下さなければいけません。
マッチングアプリや合コンとは違い、結婚相談所ではお見合いを返答する期限や交際期間の期限があらかじめ決められています。
そのため決断できないまま月日が流れてしまえば、素敵な相手と関係が上手くいっていたとしても、期限切れで結婚のチャンスを逃してしまうでしょう。
また、決断を先延ばしにすることは相手にも失礼なため、結婚に真剣な方が集まる結婚相談所では曖昧な態度を取らないことが基本のルールです。
比較検討せずに適当に結婚相談所を選んだ人
そもそも、結婚相談所のサービスと自分の性格が合っていない方もいます。
たとえば自分から積極的に行動するのが苦手な方が、担当者から手厚いサポートを受けられない結婚相談所に入会してしまうケースです。
このタイプの方は「結婚相談所へ入会したけど結婚できなかった…」と後悔する確率が高いですが、マンツーマンで担当者が丁寧にフォローしてくれる結婚相談所であれば婚活がスムーズに進んだかもしれません。
そのため適当に結婚相談所を選ぶのではなく、いろいろな会社を比較したうえで自分の性格に合ったところへ入会することが重要です。
結婚相談所で結婚できなかった人の婚活体験談
こちらでは、結婚相談所で結婚できなかった方の婚活体験談を紹介します。
リアルな体験談を聞くことで「結婚相談所でしてはいけないNG行動」がわかるので、入会後の失敗を避けるためにもポイントを押さえておきましょう。
常に「待ち」の受け身な態度でいたせいで、婚活が長引くことに
| 体験者 | お相手 |
|---|---|
| 28歳女性／会社員／年収：～250万円 | 30代後半男性／公務員／年収：～400万円 |
結婚相談所の価値観マッチングで公務員の方から申し込みがあり、アドレス交換後に相手から連絡がくるのを待ちました。少し頭が固いとは思いますが、申し込みした側から連絡するのが礼儀だと思っているので自分からは連絡しませんでした。こういった細かいこだわりを持っていたことで、婚活が長引いてしまったのかもしれません。
アドレス交換後は2～3日置きにメールのやりとりを続けましたが、私は一貫して「会おう」と言われるのを待つ姿勢でいたので、最終的にお見合いへつながることはありませんでした。また矛盾してるかもしれませんが、この方に限らず、私が自分から申し込みをした方に対しても「会おう」と言われるまで誘いませんでした。やはり女性ですから、男性から誘われたいものです。
結婚できなかった理由
この体験者が結婚できなかった最大の理由は、相手から誘われるのをひたすら待つ受け身の姿勢を貫いたことにあります。
相手から誘われたいという気持ちもわかりますが、自分から行動しなければ相手も「自分は相手にされていないのかな？」と消極的になってしまいます。
そのためこれから婚活を始める方は、魅力的な相手に出会ったときは自分から積極的にアピールすることが大切です。
忙しくて婚活に時間を割くことができず、費用を無駄にすることに
| 体験者 | お相手 |
|---|---|
| 26歳女性／会社員／年収：～450万円 | 未回答 |
私が結婚相談所へ入会した理由は、今まで仕事ばかりに力を入れ、異性との出会いがなかったからです。無料相談の時に言われた「20代の今なら条件のよい相手が見つかりますよ！」という言葉が決め手となり、20代向けの比較的予算がライトなプランへ入会しました。初期費用は10万円を超え、少し割高だったように感じたことも事実です。ですが、お相手も10万円以上の料金を支払い真剣に結婚相手を探しているため、まじめな異性と出会える安心感がありました。
しかし、結婚相談所で1年間の婚活を続けましたが、この婚活期間中は仕事が忙しく結局誰とも会うことなく退会することに。あらかじめ婚活期間を半年や1年と決めて、時間に余裕があるタイミングで婚活を始めるべきでした。
結婚できなかった理由
体験談の最後でも言われているように、結婚相談所へ入会するタイミングは時間に余裕があるときがおすすめです。
高い費用を支払って入会しても、婚活のための十分な時間を確保できなければパートナーを見つけることは難しいでしょう。
また、費用が割高に感じてしまうと「このまま会員期間を継続してもお金が無駄になるだけ」と感じてしまうので、事前に複数の結婚相談所のプランを比較しておくとよかったかもしれません。
理想が高すぎるあまり、条件に当てはまる相手がヒットせず
| 体験者 | お相手 |
|---|---|
| 27歳女性／職業：-／年収：～200万円 | 男性／医師／年収：～1,000万円 |
無料相談の際、私は下記の条件に当てはまる方と結婚したいと伝えました。
- 大学卒、できれば医者
- 身長は高い方がよい
- 血液型はO型以外
- できればかわいいか、かっこいい人がよい
- 酒は飲まず、たばこは吸わずな人がよい
どんな条件でもよいと言うので、とにかく理想の条件を挙げたのです。その結果、担当者からは「相手がヒットしませんでした」と言われてしまうことに。学歴を専門学校や短大などに下げることを提案されましたが、私は将来的に祖父の仕事を継ぐことを考えていたので想像できませんでした。
「理想の人が入会するまで待とう！」と結婚相談所へ入会しようと思いましたが、入会金や年会費、成婚料などの支払いが収入的に厳しく結局断念しました。
結婚できなかった理由
結婚相談所では条件に合った異性を紹介してもらえますが、この体験者のように理想が高すぎると、条件に合う異性がそもそも存在しないというケースもあります。
そのため希望の条件を考える際は、絶対に譲れないポイントだけを意識しましょう。
たとえ完璧に理想の人物ではなくても、性格に惹かれたり、波長が合ったりすることは珍しくありません。
一方、結婚できないと悩んでいたのに結婚相談所ですぐ結婚できた人の体験談
結婚相談所で結婚できなかった方がいる一方、すぐに結婚できた成功事例もあります。
こちらでは2つの体験談を紹介しているので、自身の婚活に活かせる点がないかぜひ参考にしてみてください。
学歴や職業にこだわらず、相性のよいパートナーと出会い幸せに
| 体験者 | お相手 |
|---|---|
| 26歳女性／販売員／年収：～200万円 | 30代前半男性／会社員／年収：～350万円 |
もともと私は結婚にあまり興味がなく、結婚相談所へ入会したのも「早く結婚して」と涙ながらに訴える母を納得させるためだけでした。当時の結婚相談所には現在のような便利なWebシステムがなく、写真とその裏に書かれたプロフィールを1枚1枚見ながら相手を探したことを覚えています。
今思うととても不思議ですが、あんなに婚活が嫌だったのに1枚だけ目に止まる写真があったのです。そしてその男性を紹介してもらい、会って3回目にはプロポーズを受け、1年後には結婚することになりました。趣味や好みのズレはありますが、考え方や価値観が同じなので安心できます。昔は大学や職業にこだわっていましたが、結局は相性だなと感じています。
43歳で結婚相談所へ入会し、その1年後には結婚を成功
| 体験者 | お相手 |
|---|---|
| 43歳女性／職業：-／年収：～200万円 | 40代後半男性／教諭／年収：～800万円 |
20代の頃から親のツテでお見合いを始め、実際に結婚寸前まで進んだ方もいます。ですが「嫁き遅れになりたくない」という焦りから結婚しようとしていただけだったため、直前になって自分の気持ちに嘘をつけず断ってしまいました。それからしばらくお見合いを続けましたが、出会いに恵まれず親とは険悪な雰囲気に。43歳の頃に親と「1年間だけ頑張ってそれでもダメなら結婚を諦める」と約束し、結婚相談所の利用を決めました。
入会当初は婚活が上手くいかず、疲れ始めていた頃に出会った相手が今の主人です。外見が特別よいわけではなく、女性の扱いにも慣れていませんでしたが「一緒にいて嫌じゃない」ことが結婚の決め手でした。一緒にいることが嫌じゃないのは主人が初めてで、ご縁は本当にあるのだなと感じています。
結婚相談所で結婚するために押さえておきたいポイント
結婚相談所で結婚できない方の特徴や、実際に結婚できなかった方の体験談からわかる通り、結婚を叶えるためには正しい心構えで婚活に向き合うことが不可欠です。
こちらでは、結婚相談所で結婚するために押さえておきたいポイントとして下記の3つを紹介します。
- 婚活のスケジュールを立てる
- 譲れない条件を明確にする
- 相手を減点方式で評価しない
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
婚活のスケジュールを立てる
結婚に成功した方の体験談でも紹介しましたが、結婚相談所で婚活が上手くいった方のなかには「1年以内にパートナーを見つける」などの明確な期限を設けているケースが多いです。
明確な期限を設けるメリットとしては、活動期間が決められていることで適度なプレッシャーを感じられ、婚活にメリハリが生まれることが挙げられます。
また、結婚相談所でいろいろな異性を見るうちに理想が高くなる方も多いですが、活動期間に上限を設けることで一人ひとりとの出会いを大切にできる点もメリット。
期限を決めた後は、より効率的に婚活を進めるために「最低でも1ヶ月に1人はお見合いする」など具体的な目標を決めるのもおすすめです。
譲れない条件を明確にする
結婚相談所で婚活が上手くいかない方の多くは、相手に求める条件が多すぎたり高すぎたりするケースが少なくありません。
結婚相手の理想像を持つことは悪くありませんが、相手に求める条件のなかでも「絶対に譲れないポイントはどれか」を考えておくことが大切です。
たとえば結婚相手の条件として「高身長」を挙げる方もいますが、身長の高さが実際の結婚生活に影響することはあまり多くありません。
高身長という条件を外すだけで条件のよい相手と出会える確率が上がるので、定期的に「本当にこの条件は必要か？」と自分自身へ問いただすのがおすすめです。
自分が高望みしているかどうかわからないときは、1人で考え込まず担当者から客観的な意見をもらいましょう。
相手を減点方式で評価しない
結婚相談所で結婚するためには、相手を減点方式で評価しないことが求められます。
たとえ条件がよくて会話のフィーリングが合う異性と出会えても、「服装が好みじゃない」や「声がタイプじゃない」など嫌なところばかり探せば誰も好きにはなれません。
反対に、相手のよいところを積極的に探す加点方式を意識すれば、完璧に好みのタイプではなくても、その人本来の魅力が見えてくるはずです。
結婚相談所に限らず婚活では、「理想通りの完璧な異性はいない」という事実を受け止め、目の前にいる異性の魅力を自分から探すことで、結婚したいと思える方との出会いが訪れます。
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